茶色いうさぎが窓際に座って、キャベツを食べていました。
そばをヒツジが通りかかって言いました。
「キャベツちょうだい!」
茶うさぎはキャベツをあげました。するとヒツジは、それを食べて言いました。
「なんておいしいキャベツだろう! もっとちょうだい!」
茶うさぎは、またキャベツをあげました。ヒツジはそれを食べて言いました。
「なんておいしいキャベツだろう! もっとちょうだい!」
茶うさぎは、またキャベツをあげました。ヒツジはそれを食べて言いました。
「なんておいしいキャベツだろう! もっとちょうだい!」

茶うさぎは、今度は紙切れをあげました。ヒツジはそれを食べて言いました。
「わお、なんておいしいキャベツだろう! もっとちょうだい!」
茶うさぎは布切れをあげました。ヒツジはそれを食べて言いました。
「わーお、なんておいしいキャベツだろう! もっとちょうだい!」
茶うさぎは新聞をあげました。ヒツジはそれを食べて言いました。
「わおわーお、なんておいしいキャベツだろう! もっとちょうだい!」
茶うさぎはテーブルクロスをあげました。ヒツジはそれを食べましたが、
食べきれなかったので家へ持って帰っておじいさんヒツジに食べさせました。
そこへ茶うさぎのお母さんが帰ってきて尋ねました。
「うさぎちゃん、テーブルクロスはどこ?」
「だけどキャベツがあるよ、さあ座って、ママ!」

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